公正証書遺言の8つのメリットと4つのデメリットの情報

公正証書遺言の『8つのメリット』と『4つのデメリット』

公正証書遺言の『8つのメリット』と『4つのデメリット』

最近、晩ごはん時のテレビ放送で相続の問題を取り上げられてる番組って多くありませんか。そして、相続対策には遺言書を作っておくといいですよ。それも公正証書遺言での作成をおすすめします。なんて見たことある人も多いのではないでしょうか。これを読んでるあなた自身が同じではないでしょうか。

 

公正証書遺言は公証役場というところで作ることは分かった。自筆証書遺言との違いもなんとなく分かった。じゃー公正証書遺言の良いところと悪いところってなんだろう。。。そんな悩みでてきますよね。今回はその悩みを解決するために、公正証書遺言のメリットとデメリットを詳しく説明していきます。

公正証書遺言の8つのメリット

公正証書遺言は8つのメリットがあります。

・証明力が高い。
・偽造の詐欺偽造されることがない。
・作成ミスがない。
・執行されるのが早い。
・内容が高い確率で実行される。
・紛失の恐れがない。
・公証役場が作成代理をしてくるので簡単。
・公証役場のアドバイスがもらえる。

以上がメリットになります。

証明力が高い

公正証書遺言は、国が定めた公証役場が遺言書を作成してくれるので以上に証明力が高いことが最大のメリットです。公正証書遺言を作成する時には、多くの公的書類を公証役場に提出して作成されます。

 

例えば、戸籍、印鑑証明書、財産を特定する証明書、その他遺言書を見届ける証人など自筆証書遺言とは大きく証明力が違ってきます。なので相続人からも遺言書の疑いなどを持たれる心配はなくなります。

偽造やねつ造されることがない

自筆証書遺言だった場合、自分に不利の内容が書かれていることを知った相続人は、遺言書を偽造またはねつ造しようとすることもあり得ます。

 

しかし 公正証書遺言ならば公証役場が代わりに作成してくれるので、そのような行為をされることはありません。また、そのような行為がされたとしても公証役場に控えが保管されていますので安全です。

作成ミスがない

自筆証書遺言だと、遺言者本人が作成するために民法の形式に則った作成がされていないことがあり、法的効力がない遺言書になってしまうことがあります。それだとただの手紙となってしまい遺言書ではなくなってしまいます。

 

しかし公正証書遺言ならば作成のプロ公証役人が代わりに作ってくれますので、民法の形式に則った方法でミスのない遺言書を作成してくれます。

執行されるのが早い

公正証書遺言は証明力が高いので、自筆証書遺言で必要な検認作業や執行人の選任作業が省かれますので 、あなたが亡くなったことを知った時点で速やかに遺言書に書かれてる内容を実行に移ります。

補足

自筆証書遺言と公正証書遺言では、執行までの期間が1ヶ月から2ヶ月ぐらい違ってきます。

内容が高い確率で実行される

遺言書は、相続人全員の合意があれば遺言書に書かれてる内容ではない遺産分割が可能です。しかし、相続人全員の合意することは極めて厳しいのでほぼ遺言書に書かれてる内容が実行されます。

 

自筆証書遺言の場合、内容に不満がある相続人たちによる遺言書の 被疑、または作成ミスによる無効などがあり効力が発生しないことがありますが、公正証書遺言ならばそのようなことはないので高い確率で内容が実行されます。

紛失の恐れがない

公正証書遺言を作成すると、正本1通、謄本2通の計3通を作成してくれますので、紛失の確率が非常に低くなります。最悪、全てをが紛失したとしても公証役場にデータとして控えがありますので、全国の公証役場で再発行可能です。

公証役場が作成代理をしてくるので簡単

自筆証書遺言の場合は、あなた本人が最初から最後まで書かなければいけません。これは思った以上に難しく大変な作業です。もちろん、誤字脱字があると内容は無効になってしまいますし、再度一から書かなければいけなくなります。

 

履歴書を書いたことがある人なら分かると思いますが、誤字脱字があった場合何度も履歴書を書き直した記憶があるのではないでしょうか。特に最後に誤字脱字をしてしまうと『気持ちが折れる』のを経験したことではないでしょうか。これは遺言書も同じです。

 

しかし、公正証書遺言ならば公証役場が作成の代理をしてくれますので、誤字脱字などの心配もいらなくなり、一発で作成してくれます。

公証役場のアドバイスがもらえる

自筆証書遺言とは違い、公証役場のアドバイスがもらえますのであなたが遺言書に残したい内容が民法の形式に則っているか確認して作成してくれます。

 

基本的には、一般人が正確な法律知識を知ってることは稀だと思います。なので、公証役場でアドバイスがもらえることは大きなメリットです。

公正証書遺言の4つのデメリット

公正証書遺言の4つのデメリットがあります。

・費用が掛かる。
・でき上がるまで時間が掛かる。
・書類を揃えるのが面倒。
・作成の進め方が分かっていない。

以上がデメリットになります。

費用が掛かる

公正証書遺言の最大のデメリットは、作成する費用が掛かることではないでしょうか。確かに費用はかかりますが、自筆証書遺言のデメリットを補ってくれるならば多少の費用は問題ないと思われます。

 

自筆証書遺言のデメリットはこちらで詳しく書いています。≫≫≫

でき上がるまで時間が掛かる

自筆証書遺言と違って、公正証書遺言はでき上がるまで時間を要します。それは、 公証役場との打ち合わせや作成する場所や日時を決めてから作成に入るからです。

 

また、公的書類を集めなければいけないので、一般人の方が揃えるとなると仕事を休んで役所回りをしたり、間違った書類を取ってしまったりして多少の時間がかかったりします。

おまけ

専門家を入れずにあなた自身で公正証書遺言を作成したいと思っているけど、公的書類を集めることができない場合は、公的書類だけを代理で取得してくれる専門家もいますので検討してみてるのもいいでしょう。

 

その場合は、当事務所にご連絡ください。承っております≫≫≫

作成の進め方が分かっていない

そもそも、公正証書遺言を知らない人はたくさんいますし、そのような方たちが 作成の進め方が分からないのは当たり前だと思います。

 

かつ、公証役場なんかに用があることはないので、連絡するのも不安になってしまうことでしょう。そうなってしまって、公正証書遺言を作成するのを辞めてしまうことがあり得ます。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

公正証書遺言は、国が定めた公証役場が作成してくるので優れた証明力と安全性を兼ね備えています。お金が掛かるデメリットがありますが、自筆証書遺言のデメリットを補ってくれるのが公正証書遺言のいいところです。

 

あなた自身が、本気で相続対策を考えているなら自筆証書遺言ではなく公正証書遺言で作成することをおすすめします。

 

また、専門家頼めば必要書類や公証役場との打ち合わせなどの面倒な作業を代理してくれますので検討してみるのもいいと思います。

 

当事務所でも公正証書遺言の作成サポートを承っています。≫≫≫


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