遺言書作成に役立つ自筆証書遺言の4つのメリットと9つのデメリットの情報

自筆証書遺言の『4つのメリット』と『9つのデメリット』

自筆証書遺言の『4つのメリット』と『9つのデメリット』

あなたが遺言書を作成を考えていて、費用が安くてすぐに作れる自筆証書遺言にしようと思っているなら、ちょっと待ってください。その考えはすごく危険ですよ。

 

自筆証書遺言は、確かに作成する費用は安く済み簡単に作成できますが、それ以上に多くのデメリットもあります。そのデメリットを分かっていなければ、相続対策のために作った遺言書が無駄になってしまい、あげくには相続のもめ事の種にもなりかねないことになってしまいます。

 

例えば、遺言書が一部の相続人に偏った内容になっていたらば、他の相続人は絶対に面白くありません。
そして、遺言書が偽物ではないのか本当にあなたが書いた遺言書なのかと疑念を抱き始めます。あれよこれと相続人同士のいがみ合いが始まります。

 

そうなってしまえば、相続人同士が仲が悪くなることは容易に想像ができると思います。そうならない為にも今回は自筆証書遺言の良いところと悪いところが分かるように詳しく書いていきます。

自筆証書遺言の4つのメリット

自筆証書遺言のメリットは4つあります。

・作成費用が安く済む。
・作成に時間がかからない。
・一人で作成できる。
・気軽に作成でき、内容を更新しやすい。

以上がメリットです。

作成費用が安く済む

作成費用が安く済むということが自筆証書遺言の最大のメリットではないでしょうか。
実際に、ペン、紙、封筒があればすぐにでも遺言書を作成することができます。ただしそれだけだと不十分なので、内容を補充する証明書などを添付するようにしたほうがいいいでしょう。

作成に時間がかからない

先ほどにも言いましたが、実質証書遺言はペン、紙、封筒があればすぐにでも作成できます。なので、あなた自身が書く内容を決まっていればすぐにでも作成できます。

 

専門家に頼んでしまえば、打ち合わせや書類集め、作成日などの日取りを決めなければいけなくなりますので、その分作成にかかる時間が掛かってきます。

1人で作成できる

遺言書を作成するにあたって他人に内容を見られたくないと思う人も多いのではないでしょうか。自筆証書遺言ならば内容を他人に知られることなく、あなた一人で作成できるのもメリットです。

気軽に作成でき、内容を更新しやすい

自筆証書遺言は、 ペンと紙と封筒があればすぐに作成できるので気軽にできます。また作成した内容を直したいなどの問題が発生しても、古い遺言書を破棄して簡単に新しい遺言書を作成することができます。

自筆証書遺言の9つのデメリット

自筆証書遺言のデメリットは9つあります。

・内容の書き方が分からない。
・作成方法にミスがあり法的効力がない。
・作成がおっくうになる。
・他人に相談しにくい。
・相続の揉め事になる。
・証明力が薄い。
・相続人に見つけてもらえない。
・不利な内容を見た相続人が隠す。
・遺言書を執行するために、時間がかかる。

以上がデメリットです。

内容の書き方が分からない

遺言書を書くのは、初めての人が当たり前だと思います。なので遺言書の内容をどんな内容をどう書いていいのかわからないことがほとんどです。

 

例えば、遺言書は、民法で定められた項目を書かなければ法的効力はありません。間違って法的効力がないものをずらずら書いてもただの手紙になってしまいます。

作成方法にミスがあり法的効力がない

遺言書は、決まった作り方があります。例えば、日付の書き方、間違った内容の訂正方法など、民法に定められた作成方式で作らなければ法的効力がない遺言書になってしまいます。

 

そうなってしまえば、せっかく作った遺言書もあなたの思い通りに内容が執行されなくなります。それでは遺言書を作った意味がなくなってしまいます。

作成がおっくうになる

自筆証書遺言を専門家に頼まないで、あなた自身一人で作成を考えた場合、作成するための道具や内容や作成方法を準備しなければいけません。その準備が思った以上にめんどくさいので手間が掛かります。

 

そうなってしまうと、作成することが億劫になってしまい遺言書を作成することをやめてしまうことになります。

他人に相談しにくい

遺言書は、デリケートな内容が多いので他人にどんなことを書くか相談しにくい場合があります。

 

専門家なら守秘義務がありますので問題なく相談しても大丈夫ですが、他の相続人や第三者に相談してしまうと人づてで話が伝わってしまい、揉める原因になってしまうこともあります。

相続の揉め事になる

自筆証書遺言を、あなた自身で作った場合などはもめる原因になることがあります。例えば、相続人の一部に対して偏った内容であれば、他の相続人は疑問と険悪感が起きてしまい相続人同士で遺恨が残ってしまいます。

 

なので、遺言書を作成する時は内容をしっかりと考えて作る必要があります。一人で作成するよりも、専門家のアドバイスを受けて作った方がしっかりとした相続対策が施された遺言書が出来上がります。

証明力が薄い

あなたが亡くなった後に自筆証書遺言を見た相続人たちは、その内容に納得しなければ遺言書の証明力を疑います。

 

例えば、あなたが本当に書いたものなのか。遺言書に書かれている文字はあなたのものなのか。など遺言書の証明力についてあらゆる疑問を抱いてきます。そして、文字の鑑定を行うなどの余計の手間費用が起きてしまいます。

相続人に見つけてもらえない

自筆証書遺言の場合は、1人で作ることが多いので発見されないまま遺産分割の話し合いが進んでしまうことがあります。

 

あなた自身は、遺言書を閉まってある場所はもちろん知っていますが、他の相続人たちはそんなことは知ることはできませんので、せっかく使った遺言書が無駄になってしまうことがあります。

不利な内容を知った相続人が隠す

不利な内容を知った相続人が、出来上がった遺言書を隠してあたかも他の相続人に遺言書がなかったと思わせそのまま遺産分割協議の話し合いに持って行ってしまう場合があります。

 

自筆証書遺言は、 基本的に1通しかありませんので発見されなかったり消失してしまえば、遺言書はなかったものと同じになってしまいます。

遺言書を執行するために、時間がかかる

あなたが亡くなってあとに、相続人たちが無事に遺言書を発見していざ遺言書を実行しようと思っても、自筆証書遺言の場合は検認作業や執行人の 選任作業がある場合があるので、実行するまでに多少の時間がかかってまうというデメリットがあります。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

 

読んでで分かったと思いますが、自筆証書遺言の最大のメリットは費用が安く済み簡単に作成できるところです。しかし、その分、多くのデメリットがあり最悪相続人たちでもめる原因にもなることが分かったと思います。

 

せっかく相続対策のために遺言書を作成したいのに、逆にもめる原因を作ってしまったら意味がなくなってしまいますよね。そうならない為にも、多少の費用が掛かったとしても証明力がある公正証書遺言などにすることが無難ではないでしょうか。

 

また、遺言書を作成する方法が分からないと思ったらなら行政書士ような専門家に相談することをおすすめします。遺言書作成を考えているならこちら≫≫≫


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