自分で書く自筆証書遺言を解説

ペンと紙だけで。自分で書く自筆証書遺言とは

自筆証書遺言

遺言書を作成しようと思った場合、自分で書くか、公証役場で作ってもらうか悩むかと思います。

 

ここでは、自分で書く自筆証書遺言について書いてきます。

 

自筆証書遺言は、自筆と言うぐらいなので自分で書く遺言書になります。では、自筆証書遺言とはどんなものなのかご存知でしょうか。

 

ここでは、自筆証書遺言について簡単に分かっていただけたらと思います。

1番オーソドックスな遺言書

 

自筆証書遺言は、遺言書の中では1番オーソドックスなスタイルのものになります。今現在、この記事を読み終わった後にでもペンと紙があればすぐにでも作れるものになります。

 

「作成日の年月日は確実に書く」、「全文自筆」などの規定はあるが、基本的にはペンと紙があれば自筆証書遺言は簡単に作成できてしまいます。

 

そんな簡単にできる自筆証書遺言なら遺言書としての効力も怪しいのでは。と思うかもしれませんがそんなことありません。

 

簡単に作成できるからといって、他の公正証書遺言などと遺言書の効力に違いがあるのかと思えばそんなことなく、まるっきり同じ効力を発生します。

 

遺言書は、書く内容を注意するべき

 

いざ遺言書を書こうとしても、どんなことを書いていいのか分からないものです。

 

「財産のこと」、「土地のこと」、「相続人は誰になるのだろう?」、「相続と遺贈の違いは」…あげたら切りがないぐらい分からないことが多いと思います。

 

遺言書には、どんなことを書いても問題ありません。しかし、問題はないと言ってもその内容が法的効力があるかないかは別問題になってきます。

 

例えば、「相続人が複数人いる場合で、1人にすべての財産を渡す。」の内容だった場合はどうでしょう。

 

これを読んでる方で遺留分という言葉を聞いた人もいるのではないでしょうか。遺留分とは、相続人として財産を絶対的に主張できる取り分。

 

このような例の内容だと、他の相続人の権利を侵害しているのですが書くことには問題ありません。しかし、法的な効力が発生できないことになります。

 

遺言書を書くときは、他の相続人の権利を侵害しないように書く内容を決めていくことが大事になってきます。かつ、それ以外にも法的効力が発生内容がありますので注意が必要になります。

 

遺言書は効力、手紙は効果

 

ここまで読んで、遺言書を書くことに面倒だと思ったのではないでしょうか。書いても内容がダメなら意味がないと思ったのでは。しかし、そんなことはありません。

 

遺言書として、効力がなくても手紙としての効果はあります。残された相続人たちがその遺言書を見て、あんたの想いをくみ取り遺産分割の話し合いがスムーズにいくこともあります。

 

そして何より、相続人たちは大切な最後の思い出の品になるので、大事なものになるはずです。

 

また、遺言書の内容がある一部の人に残す内容なら、専門家に相談するのも1つの手です。的確なアドバイスが聞けることで安全安心な内容に遺言書が作成ができます。

 


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